中高生に読ませたい本 「自分は変人だ」と胸を張って言おう!
こんにちは。
タイトルは本のタイトルではありません。
紛らわしくてすみません。。。
さて、突然ですが
「ま た か な」
って何のことだか分かりますか?
2013年~15年あたりに話題になった映画
「また、必ず会おう」と誰もが言った
のことです。
私は全く知りませんでしたが、
今回縁あって喜多川泰さんの本を何冊か読みました。
調べてみると、映画化されていたことや全国の中学校、高校を対象に「またかな学校上映プロジェクト」を実施していたことも知りました。
強引に比較するには無理がありますがあえて言うなら
森沢明夫さんの作品は
心ときめく小説の世界の中に、素敵に生きるエッセンスが溶け込んでる
ymsst.hatenablog.com
喜多川泰さんの作品は
素敵に生きるエッセンスを濃縮して小説に閉じ込める
と言った感じでしょうか。
「中高生に読ませたい本」に喜多川さんの作品が挙がっています。
さて、本の感想です。
自分が相手のことが好きで付き合っているのに、
「あんなやつと付き合ってるのか。」
って周りから言われたら、あなたはどうします?
周りがそう言うんだったら、自分はそんなに好きじゃないけど違う子と付き合うことにしますか?
「自分が好きなんだから関係ない!」ですよね。
人に言われて好きな人と別れるなんて、そんなことする人は
「馬っ鹿じゃないの~。」
(わざと著書の主人公っぽくこんな言葉を使います。)
ですよね。
でも、意外とこれする人多いんです。
例えば、
これが思春期の頃の趣味や勉強に置き換えると
宇宙に興味があるのに、「子どもみたい」って思われたくなくて隠れて本を読んだりする。
ゲームが好きでその関係の仕事につきたいけど、「そんなのできっこない。甘ったれるな。」って言う親の言うこと(のせいにして)結局そこまでやらない。
皆と同じテレビを見たり、同じグループで過ごすこと自体が目的になっている。
(「普通は見るでしょ~。」などと言ってグループから離れさせない。)
結局みんな臆病なんだ。
変人より、凡人でいたい。
でも、どこかでは凡人でいたくない。
変人をからかうのは、変人が輝いてみえるから。
自分を生きている奴はカッコいい。
「お前、こいつと付き合ってるのかよ。」
ってからかわれたときに
「そう思うんなら邪魔しないでくれよ。」
って返せる奴。
めっちゃカッコよくないですか?
「お前、嘘ついてんだろ?」
って突っ込まれたときに
「あっ、バレた?ついつい見栄はっちゃってさ~」
って笑いで皆を和ませられる奴。
めっちゃカッコよくないですか?
他人の眼鏡を掛けていてると、気持ち悪くなりますよね。
他人に好かれるための服を着続けてたら、脱げなくなる。
着続けるほど、脱げなくなる。
自分の本音を言うと、周りは離れていっちゃうんじゃないかと思う。
でもね、逆に本音を言うと、ずっとそばにいてくれる。
離れていったりしない。
だって、あなたの本音を理解した上で、そばにいるんだから。
(本のタイトルのソバニイルヨの意味はこれではありません。)
好みは違うんだから、人には言わせておけばいい。
その人だって、その人の眼鏡でその人なりに真実を言ってるだけなんだから。
どっちがいいとかじゃない。
みんな変人。
変人が沢山居るからなんとなく
普通って概念ができるだけ。
普通なんて人はいない。
今日も心を込めて☆