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マガジン第4号(2020.8.30)「難しい問いに真剣に考えてみる」

マガジン第4号(2020.8.30)「難しい問いに真剣に考えてみる」



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目次

はじめに

1.今週の気づき「教育のダブルスタンダード?」

2.時事ネタ「生理は個性?」

3.日常が実験「SNS上のあいさつ」

4.近況

5.お知らせ・その他


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はじめに

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こんにちは。私が毎月発行している教室だよりのコラムをメルマガ化する

と宣言しましたので、実際にやってみようと思います。知識や言葉、思考は共有物です。私もたくさんの方々の影響を受けています。引用転用、シェアやご意見など遠慮なくどうぞ!!

note会員でなくても「スキ」が押せるそうです。

励みになるのでポチっとしてみてください。

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今週の気づき

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その子には「テストの結果には出ていない良いところが沢山ありますよね。」
「ありがとうございます。でも、そうは言っても進学などではテストの結果や点数で見られますよね。」
といった会話を以前したことがずっと心に残っています。
今や誰もが「目に見える点数以外の価値」の大事さに気づいています。
例えば、企業の採用や大学入試など、上から順に数字に関係ない採用の仕方が多くなってきています。教育改革により、大学入試では要録(活動報告書)や志望理由書の記入欄が大幅に増えたり、面接内容が複雑化したりしており、「昨年の合格基準は当てにならない」という話が業界で呼びかけられています。
しかし、一方で判断基準を数値化する世の中も否定はできません。
では、どうしたらいいか?
この矛盾を夏休み中ずっと考えていました。

現時点での私の答えは
「両方あることを正直に伝える」です。
中には、数字じゃない視点のみで生きていく生き方もあります。
推薦入試で進学したり、専門学校で技能を身につけてコネや紹介で働いたり、筆記試験のない進路を選び続けたり、情熱を伝え続けることで道をこじ開けたりする方法です。全然ありだと思います。

以前の職場でこんな話がありました。
「私は中卒なんです。今まで沢山バカにされて…」とおっしゃる新人さんがいて、先輩が言った言葉は
「良かったね、バカにする会社に雇われなくて。おかげであなたをちゃんと見てくれる会社に今入れているのだから。」
私は本当にその通りだと思いました。ちゃんと自分に合う世界、場所は用意されています。だから、頑張るもよし!いい意味で諦めるもよし!です。
比べるのは昨日の自分!!


前者の話も一理あるとして、後者の方
「それでも勉強はした方が良い」という立場のお話もします。
学校はなんだかんだ勉強するところなので、その勉強が分かる方が楽しいに決まっている。その勉強ができる方がいいに決まっている。
これが一番なのではないでしょうか。

別に学校教育を否定したいわけではありませんが、ちょっと考えてみてください。
今、あなたが思っている勉強が大事という熱量と子どもの熱量は同じでしょうか。
おそらく、大人の方が危機感を感じている場合が多いと思います。
大人は自分の経験上「子どものうちにやっておけば…」という思いから、自分よりお子さんが幸せになって欲しい思いから勉強をしてもらいたいんですよね。
だったら、子どもに自分の失敗談や考えを精一杯伝えましょう。

「なぜ勉強するのか」という目的がはっきりしている方が、絶対に勉強への熱量も上がりますよね。「将来なりたい仕事につくため」
「先生に怒られたくないから」
「新しいことを覚えるのが楽しいから」
「大人になって我慢が大切だから」
「やらない自分が嫌だから」・・・
一人一人目的が違っても良いと思いますが、どんな目的を持たせるかは一緒に考える大人の助言や誘導にも大きく影響します。
ですから、まずは私たちが一生懸命「なぜ」に向き合ってみませんか。そして「私はこう思うけれど、あなたはどう?」と聞いてあげるのはどうでしょうか。

一度で深い話が出来なくても、繰り返すうちにきっと、毎日の過ごし方が変わってくると思います。

 


さて、ここまで書いたところで、私はどっちの立場か?自分の子どもになんて言うのか?
といった見解について真剣に書いていきます。
もちろん、両方大切なのは当然ですが、どちらかと言えば私は前者の数値化しない派です。
しかし、私は何も言いません。

(すっごい偉そうなこと言ってますが、皆さん引いていませんか。どう思われているかすごく怖いですが照れ隠しはこの辺にして最後まで書き切ります)

人っていくら言われても、実際に体験したり、失敗したりして、本当に必要だと思わない限り心の底まで入らないですよね?
だから、「あ~失敗する~」って思いながらぐっと我慢して安全に失敗させてあげられるように見守る。
そして「助けて」と求められた時に全力でサポートする。


こんな感じで、とにかく何をやっても、どんな状態でも「いいよ」「大丈夫」「味方だよ」と認めてあげられる人で在りたいと思っています。
事前に「教えて」「なぜ」と言われたら一緒に考える。
子どもは大人が思う範疇を超えていくもの、自分を超えていくものだと信じて、できるだけ大人が固定観念や枠を作らないように心がけています。

 

ここでちょっと興味深いワークを取り上げます。自分自身を例に挙げてみましょう。
ではまず、昔のやり直したい負の出来事を思い出してみてください。
見栄を張って失敗した過去。
相手を傷つけてしまったあの行動。
何でこんな目に合わなければならないの?という悔しさ。
病気や怪我...。

 

その時の気持ちを思い出してみましょう。
季節はいつでしたか?
あなたはどんな場所にいますか?
そこでの当時の頭の中にはどんな言葉が浮かんでいましたか?
一旦、読み留まって考えてみてください。

 

次に
当時の自分を思い出したら、その自分に優しく声をかけてあげてください。
なんて言葉をかけますか?

 

 

 

 

 

 

「そんなに頑張らなくていいんだよ」
「もっと人を頼っていいんだよ」
「事前によーく考えてみよう」

こんな感じの言葉をかけたのではないでしょうか。

実は、まさにこれ!これこそ、過去の自分を無意識に否定していることなんです。
良かれと思ってする助言の背景には
「もっとこうすれば」=「あの時はダメだった」
という現状否定が含まれています。

ですから、基本的にアドバイスには「あなたの今はよろしくない」という否定が含まれやすいことを押さえておく必要があります。

その人を思う「愛」から生まれる行動なので、必ずしも間違いとは言いきれませんが、何も言わない、ただひたすら現状を認めることも一つの「愛」の形です。

ちょっと視点を変えて、過去の自分にも、未熟に見えるお子さんにも、人生の後輩にも
「よく頑張っているね」
「いいんだよ」
「辛かったね」
「ありがとう」
と言ってみましょう。

過去のあの経験から得たものは必ずあるはずです。そして、今からでも

過去を振り返ってその出来事の意味や解釈を変えることだってできます。


ちょっと違った視点からアプローチしていくと、自分に変化が起こりそうでワクワクしてきませんか。

 

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時事ネタ

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花王・ロリエ
“kosei-ful”プロジェクト

女性の生理についての理解を広めた発信が炎上しました。
生理は個性で本当にいいの??

公式サイトはこちら

整理のため休む女性に対して「大変だね」「お大事に」

と声を掛け合う中でも、内心では

「いいなぁ女性は定期的に休めて」

「私は我慢して頑張っているのに・・・」

なんて思うことがありませんか。そんな社会を変えていきたい!という理念から発足したプロジェクトだと思われます。

生理の誤解や偏見を改善していきたい。女性が生きやすい世の中にしていきたい。

とても素晴らしい発信です。ですが、炎上した理由については

「生理を個性と言っていいのか」という点でした。

本当に生理痛が酷い場合には、きちんと医療機関に診てもらい治療をしないと大事に至る場合があります。

実際に、生理痛でなんらかの受診や投薬によって処置をしている人より、何もしていない人の方が多い。といったデータもあるそうです。

生理についての理解と配慮を広めると同時に、医学的な視点への理解も広めていければ尚いいですね。

今回のプロジェクトには、そういった医療機関の専門家が関わっていなかったらしいです。これは、改善点でした。

しかし、一方でこのプロジェクト企画者のロリエさんは、生理用品のメーカーです。経営理念として女性を豊かにする思いがあるのと同時に、企業の利益も考えていきます。

そうなると、私は専門知識が乏しいので深くは書けませんが、生理そのものの改善よりも、生理のケアに視点が置かれることも仕方がないのかもしれません。

 

私も健康について調べたりすることがあり、その中で知ったことの中には

薬ではない改善方法で、痛みもイライラもなく過ごすことができている方々もいるそうですし、ストレス然り、色々な要素が関連しているとも伺いました。もちろん、体の器官の異常による場合は医療機関に行く必要がありますし、

そう考えるとこの件はとても難しい課題です。

これが世の中に対するいいきっかけになるといいですね。

 

また、私がこの件に関連して浮かんだことは

「障害は個性か」という賛否です。

反対意見を恐れずに述べさせて頂きますが、

「障害を個性と決めつけて改善、治療を諦めているケースが多い」

という話を伺ったことがあります。

乳幼児の段階で気づき、なんらかのアプローチを施すことで改善されること。

逆に、初期の段階で障害に気づいたことで「この子は今後成長しない」と決めつけてしまうこと。

このような課題に一生懸命立ち向かって(というより目の前の子どもに精一杯向き合って)勉強と実践、研究をしている方もいます。

 

いわゆる「普通」の人に比べてハンディキャップのある方に対する理解と配慮に加えて、ハンディキャップそのものへの理解に努めること。

この二つのアプローチの両方とも大切です。

まずは、知ることから。そして、少しでも関心をもっていきたいですね。

個性、障害、個人差、共存、比較・・・

めちゃめちゃ難しい問いです。

 

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日常が実験

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投稿の長さの配分がうまくできていません。

今回はお休みします。

「これ試して欲しい」もあったらコメントお願いします。参考にさせて頂きます。

 

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近況

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学校の夏季休暇が終わりましたね。新潟市ではオンライン授業対策について学校研修が行われたという新聞報道がありました。色々な課題がありますが、オンライン化やデジタルコンテンツの導入、ICT機器に触れる年齢の低学年化がどんどん進んでいます。

 

私の知っている範囲では。例えば対面サポートではなく、オンラインコースが次々と導入されています。

通信制高校単位制高校制へのサポートコースにオンラインが追加。

家庭教師や塾もリモート化。

PCを使ってできる仕事はオンラインで業務委託

オンライン秘書なんて仕事もあるそうです。

子どものワーキングメモリーを鍛えるオンラインコンテンツ。

英会話レッスンは元々ありますね。

ゲームの家庭教師も需要があるそうで・・・。

 

私もこの半年くらいで、新潟以外の方との繋がりが増えてきました。県外の中高生と進路について話をしたり、今までは首都圏へ行かなければならなかった講演に参加できて、そこでまた繋がる方ができたり。

そうなってくると、Facebookでの友達が増えたり、SNS上で今までと違った投稿を読むようになりました。

色々勝手に目に入ってくるし、自分もどう見られているのか考えたりして、正直SNSに振り回されている感が出ていて悩んでいる中、ある方に言われたのが

「挨拶していますか。」でした。

あいさつなどの些細なやりとりの延長線上で、仲良くなったり、ふと声をかけられたり、こちらから声をかけたりと発展していきます。

オフラインでの挨拶はもちろんですが、オンライン上だと特に相手の顔が実際に見れないので小さな反応一つ一つが疎かになりがちで、自分のことしか考えていない時も在りがちです。

ほんの些細なことなんですけど、ちょっと変えるだけで結果がずいぶん変わってくるんですよね~。

すみません。全然具体的じゃないので面白味のかけらもなくて。。。

 

目の前のことを丁寧にやるとどうなるか?それは当然時間をかけることになります。そして、こんな感じで私の環境も変化してきたので、夕方や夜、土日などでも普通に仕事?をしています。仕事なのかプライベートなのかもよく分からなくなってきました。受け身だったり労働という気持ちだったりすると絶対にやっていられません。

そうなると、24時間のうちに何を削るか?を考えるようになります。この日の睡眠時間を削った分をここで補って、あの仕事は来週の月曜日で終わらせておかないと時間が取れなくなるから・・・

そしてここで空けた時間に新しい予定を入れよう。って具合にパズルのピースをはめていく感じです。この仕事で疲れたから気分転換にこっちをやろうみたいなことも起こります。

まさに今、倫理の教科書に一旦区切りをつけて、23:59までにこの記事を挙げようとしています。何と戦っているのかと思うときもありますが、外に向かって宣言したことで、なんとか一か月続けることができました。

貴重な時間を割いて、読んでくださっている方には本当に感謝しています。この投稿を通じて、間違いなく自信が学ばせてもらっています。

という言い訳で、4週目にしてすでに投稿がギリギリになってしまいました。

みなさん、お疲れ様です。来週もいい経験を積んでいきましょう。

 

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お知らせ、その他

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 私が学ばせて頂いているものの一つ『人間力大學』が9月より完全オンライン化します。1本90分5000円の講演が月4本と過去の講演が見放題で月額5390円が通常会員です。私は一応個人事業主なので、この度、法人会員として5名分の受講枠を購入しました。よって先着で4名の方に受講枠をお渡しします。一緒に(とは言いつつもお互いに自分のペースで)学んでいきませんか??

興味のある方はご連絡ください。当日参加できなくてもアーカイブ視聴有りです。YOUTUBEで「人間力大學」と検索すると過去動画の一部が出てきます。ご参考にどうぞ。

 

8月27日に行われた「にいがた100人かいぎ」はとても面白かったです。オンラインとオフラインのハイブリット企画もそうですが、新潟を盛り上げようとする元気な大人の姿に感銘を受けました。また、機会をつくってお話したいと思います。次回は9月20日だそうです。

 

マガジン第3号(2020.8.23)「タイトルは思い浮かばないので諦めました」

マガジン第3号(2020.8.23)「タイトルが思い浮かばないので諦めました」

                                                                                      • -

目次

はじめに

1.今週の気づき「ドキュメンタリー沖縄戦続き」

2.時事ネタ「映画『糸』の公開」

3.日常が実験「スケジュールを埋めてみた」

4.近況

5.お知らせ・その他

                                                                                                  • -

はじめに

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こんにちは。私が毎月発行している教室だよりのコラムをメルマガ化する

と宣言しましたので、実際にやってみようと思います。知識や言葉、思考は共有物です。私もたくさんの方々の影響を受けています。引用転用、シェアやご意見など遠慮なくどうぞ!!

note会員でなくても「スキ」が押せるそうです。

励みになるのでポチっとしてみてください。

                                                                                      • -

今週のきづき

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先日見た映画『ドキュメンタリー沖縄戦』の話の続きです。

官公庁には忘れてはならない4つの日が示されています。原爆投下、終戦日に加えて6月23日の沖縄慰霊の日です。
沖縄戦等での戦没者を追悼する日。日本で唯一地上戦が繰り広げされた場所が沖縄でした。約50万人にも及ぶ米軍に対して日本軍は約10万人。本土決戦に備えて沖縄は見捨てられた。時間稼ぎを求められていた。という見解もあります。

約二時間近くのこの映画では、当時の映像や写真、エピソードを語る様々な方々が登場します。生々しいものもあるので、制作者側も中学生以上を推奨しているとか。
内容に関しては、沖縄戦開始から終戦までを時系列で紹介していますが、事前に沖縄戦の知識を自分なりに入れておくと、より頭に入ると思います。

特に衝撃的だったのは、集団自決のエピソードです。「鬼畜米英」と戦時教育によってアメリカ兵に捕まると酷い目に合わされて殺されると思い込んでいる人々は、防空壕から出ることを提案する米兵に従わず、お互いの喉を切りあって自害したそうです。
死にきれなくて捕虜となった人が「なぜあの時に自害する選択しか出来なかったのか」と悔やみ続けます。
国民を守るためにあるはずの日本兵が、米軍に見つかるからと赤子を殺せと命令したり、多くの民間人を戦地に巻き込んだりしました。

一方で、国の方針を知りながらも米兵を信じて捕まった方がいいと提案し、全員が助かった壕もありました。その提案者はハワイに住んだ経験のある方だったそうです。

戦時中にはたった一つの価値観、正義、選択肢を押し付けられました。まさに狂気です。
教育の大切さと命の尊さを改めて考えさせられます。
どんなに意見の食い違いや立場の違い、利害の不一致があったとしても、人の命を道具として使ったり、命を脅かす政治はあってはならない!と強く思いました。
だからこそ、私達は過去を知り、未来に活かす必要があります。これは、日本史や世界史に限りません。自分の過去、家族や身の回りの人、地域の過去から何を感じ、どう活かすか?
私達大人がまずは1つでも知ることから始めていきたいですね。

戦争の体験を知る方々がいなくなる今後、私達一人一人の平和に対する思いの結晶が未来を作っていくのだと私は本気で思っています。


少し話が変わりますが、日本の『古事記』は正に先人からの教えが詰まった物語だそうです。天照大御神とか、出雲大社に神様が集まるから10月は神無月だとかいう話は耳にしたことがあると思います。全くの神話とも解釈できますが、キリスト教教典やギリシャ神話のように現実世界との繋がりや現在でも影響与えている部分は多くあります。
古事記の中では神が人間界に降りてきて、後に最初の天皇になったという設定があります。

戦時中は絶対的な天皇をトップとした軍事教育で統制されていた日本のシステムに着目したアメリカは、終戦後に古事記を教えることを禁止したと言われています。ですから現在の日本は、よく分からないけれど、お寺と神社が同じくらい存在していてなんとなく生活に根付いています。なんとアメリカでは社会科で日本の古事記を勉強するそうです。面白いですよね。

古事記の話をするとそれだけで2話分くらいになるのでやめておきますが、前文でも
「後世のためにこれを伝え残す」といった旨の言葉があり、現にこの物語は日本の神様達の失敗談なんです。
世界各地でこっそりと受け継がれているバイブル的なものは成功法則ではなく、失敗集であると聞いたことがありますが、古事記も同様に過ちを繰り返すなという助言が詰まっています。
西洋の神様は絶対的で完璧な存在が多いのに対して、日本の神様達は沢山いるし皆足りない所がある点もいい意味で日本らしいです。

例えば、古事記の中に出てくる神様たちの会議では、問題解決を目的とせず、ただお互いの気持ちを言い合うだけなんだそうです。
「国生み」では、一番新人の神様が国づくりを任せられます。上手くいかず何度も先輩に相談して助言をもらいながら仕事を進めていきます。

こんな風にエピソード一つ一つから学べるものがあり、古事記はとても面白いです。
私もちょっとかじっただけの知識ですが、こうやって話したくなる位勉強になります。


今回も話が逸れましたが、教育とは何か?学ぶこととはどんなことか?本当に大切なものは何か?共存とは?
そんなことを自分なりに考えていると、自分の中で大切にしたい価値がだんだんはっきりしていき、軸ができ、選択にブレが少なくなって心が楽になっていくのではないでしょうか。

あっ、でも、考えること、悩むことは人間の「趣味」ですから(笑)

私みたいに真面目に(ここは突っ込むところです)考え過ぎるのも気をつけてくださいね。

ちなみに私の価値観、軸をぱっと思いつく限り書いてみると
常に選択肢を多く持つ、別の視点を考える
他人は変えられない 真剣なことにどれだけ緩くなれるか
目の前の人に一生懸命に伝える、応えることで事が運ばれてくる
相手の気持ちを考える優しさ、想像力があれば生きていける
信じてもらえるかでなく、信じられるかどうか
情熱を持つ 他人の情熱に薪をくべる


こんな感じです!!

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今週の時事ネタ

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8月21日に中島みゆきさんの『糸』を原作とした映画が公開されました。

主演は菅田将暉さん、小松菜奈さんですが、出演者の一人の榮倉奈々さんが役作りのために7キロ減量した。というニュースを聞きました。

さすが女優さんだなという感想をも持ちましたが、これを他の方に話したところ

「俳優さんは役作りが仕事なのにそれがニュースになるってことが面白いね。」

という感想をもらいました。

なるほど、この感想も私にとっては斬新でした。

傍から見ると「すごいなぁ」「感心だなぁ」と思うことも本人からしたら普通のこと。なんてことは実は沢山あります。でも当の本人は当たり前すぎて気づかないことが多いです。特に本当はすごい才能なのに、それを自分で(または身近な人が)「大したことない」「人様に言えたものじゃない」「全うじゃない」なんて決めつけている場合は気の毒です。

自分では気づかない自分を見つけるためには自己探求も大事ですが、

自分の世界の外の環境、ものごと、人に触れることで分かる時もあります。

是非、いつもとちがう日常に触れることを意識してみてください。

まずは、

靴を履く順番を左からにしてみる。

いつも買わない味を手に取ってみる。

些細なことでも一つ一つを自分で選択していることを自覚して

ちょっと違うことを取り入れる訓練を積んでいくと

大きな変化に動じないメンタルがついてくるのだと思います。

話は戻って、因みに『糸』の歌詞の最後

「逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます」

というフレーズが私は好きです。

幸せの語源は「為しあわせ」です。

相手のことを思って「為す」こと、「仕える」こと、をお互いにし合うことが幸せ。

今相手のためにすることがある。それは幸せなんですね~。

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日常が実験

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お盆明け、久々に忙しかったです。来週も朝から夜まで予定がパンパン。

手帳のスケジュールをコツコツ埋めていくような働き方になってまだ日は浅いですが、確か6月か7月くらいに「とりあえずスケジュールを埋めてみよう」と目標を立てたことを後になって思い出しました。

当然、自分一人でやるものも含まれていますが、相手がいて、依頼があってこそ予定が埋まるものです。本当に有難いです。

「目標を決めるとそこに向かう道ができる」

とは、よく言われます。でもそれに執着しすぎると、道まで限定してしまいます。

他のルートの方が早かったり、楽だったり、楽しかったりするのに、自分一人で一本道しか見ていないのは勿体ない。

先ほどの話と重なりますが、どれだけ周りを使えるか、助けてもらえるか

だと私は思っています。

スプーン曲げはシータ波という深いリラックス状態で行うと良いことと同様に、どれだけ緩んで、遊び感覚で取り組めるかです。

例えが酷いですね。。。

私は、目標を立てることは大切ですがその目標自体を「忘れていた笑」位でちょうどよいのかも?と最近思うようになりました。

こんなに眠い毎日を過ごすのは

「趣味は苦労することです」

と謳ってガムシャラに働いていた若いころを思い出します。

最も今は自分で入れた仕事なので種類は別物ですけど。

とりあえず予定を目一杯埋めてみた後、どうなったかは次回以降で!
すでに面白いことが起こり始めています。

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近況

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この夏休み中に新潟の公立学校ではオンライン教育についての研修が実施されたと聞いています。

私の関係している教育業界でも、AIタブレットが導入されたり、オンラインセッションで脳を鍛えるコンテンツを発表したり、対面コースからオンラインコースが選べるようになったり・・・

私自身も、オンラインで新潟以外の方とやり取りをする機会が増えました。

全国各地、世界中の人と繋がれる時代。最新機器に触れる年齢がどんどん下がってきており、この流れはますます加速していきます。

「もう遅いなんてものはない」

私もインスタグラムを始めてみました。

そんな中、怖いなぁと思ったニュースがありました。

NGT48の太野彩香さんが卒業というニュースです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c1c9aa9c782fcd4838105b6a08600365f81ab538/comments

私は普段Yahoo!ニュースなどは見ないのですが、コメントを多さにびっくりしました。

一日で2000件以上のコメント。しかも殆どが太野さんに対する否定的なコメントばかり。そのコメント2000件(のほんの一部しか見ていないですが)に対して「いいね!」が何千個、中には1万以上もついています。

いったいどんなつもりでコメントをして、どんな気持ちでいいね!を押しているのでしょうか。些細な気持ちで軽く小石を投げただけなのかもしれませんが、2000件に1000いいね!と計算しただけでも200万個の小石が投げられていることになります。

新潟市の人口でさえ80万人です。こんな計算は全然正確じゃないことを承知で無知な私は単純に

「自分だったらもう新潟に来れない。というか芸能界に居られない。」

と思ってしまいます。

「芸能界からの卒業だろ」といった空想のコメント一つ一つが、現実をつくってしまわないだろうか。

とにかく、何人ぶりかにYahoo!ニュースのコメントというものをみたのでショックが大きく。太野さんが今後も元気で活動してくれることを祈っています。

芸能人って大変ですね。といって締めたくはない内容でした。

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その他、お知らせなど

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今週は力尽きたのでここは無しにします。

まだ、書いていいのか自分の中で定まっていないことも沢山あります。

少しずつでも、出せるようになれたらいいと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。

マガジン第2号(2020.8.16)「価値は自分で高められる」

マガジン第2号(2020.8.16)「価値は自分で高められる」

                                                                                      • -

目次

はじめに

1.今週の気づき「海での出来事」

2.時事ネタ「終戦、平和について」

3.日常が実験「気持ちのよい目覚め」

4.近況

5.お知らせ・その他

                                                                                                  • -

はじめに

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こんにちは。私が毎月発行している教室だよりのコラムをメルマガ化する

と宣言しましたので、実際にやってみようと思います。知識や言葉、思考は共有物です。私もたくさんの方々の影響を受けています。引用転用、シェアやご意見など遠慮なくどうぞ!!

励みになります。

                                                          • -

1.今週の気づき

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県外へ気持ちよく移動が出来ないので、近場の海に行ってきた時の話を2つしたいと思います。

少し前になりますが、釣りに行ってきました。
私の小学校の頃、コロコロコミックという少年誌の中でバス釣りや川の主釣りの連載とも重なり、釣りブームがありました。私もそれに乗っかって何とか1セットを揃えて、友達と自転車でよく釣りに行ったものです。
糸が上手く結べず小遣いを叩いて買ったルアーが一瞬で飛んでいってしまい、諦めきれずに池の中に泳いで取りに行って「魚が逃げるからやめろ」と先輩にめっちゃ怒られていたのは私ではなく友人だったと記憶しています。昔の記憶なんて曖昧で間違っていたりするものですが・・・。

私の話はさておき、水温が上がってくると漁港の近くでは、そのまま唐揚げにして骨まで食べられる小さな豆アジが釣れだします。サイズが大きくなるのはもう少し先ですが・・・。
基本的にはサビキと言って籠にエサを入れて海に落とし、餌と一緒に針のついた仕掛けにも食いついてもらう方法で釣ります。
エサはオキアミという名の桜エビのようなものを使用します。
豆アジのサビキ釣りの良いところは、遠くまで投げる必要が無いので、子どもでも簡単にできる点と、釣れる量が多い点です。
私が行った時も結構人がいましたが、この日は皆さん釣れゆきが良くない感じでした。
私達も子ども3人の3セットを仕掛けますが全然釣れません。
そんな中、1人だけビクの中に大量の豆アジを入れているお爺さんがいました。しかもこの達人はサビキ釣りなのにエサをつけていません。
普通は餌カゴと餌に見せかけたヒラヒラを付けた針をセットにして糸を垂らすのですが、達人は静かに針を魚のもとに下ろして、チョンチョンと絶妙に餌に見えるようにヒラヒラさせ、食いついたところをクッと引っ張りあげています。(魚がエサを食べた時に針に引っ掛ける動作を「合わせ」といいます。)
竿を持つ手にビリビリっと手応えを感じた時の感覚と魚の重みを感じながら糸を巻く感覚が釣り人の楽しみの一つだと思います。(私はあまりその快感を経験していません涙)
豆アジ位小さいとハッキリ言って食いついた時の手応えなんて私には分かりません。
それなのにしっかり合わせて釣り上げる達人はお見事。どこの道にもプロっているんだなぁと感心して見ていました。

結局、私達はめっちゃ小さいのが1匹釣れただけでした。
でもね、それをちゃんと持って帰って粉をつけて揚げる所まで手伝ってくれる妻はエラいと思います。
前日の道具の準備に、当日の早起きと弁当の支度、もちろんその前から「次の休みは釣りに行くんだ♪」というワクワクを感じながらの結果はたったの一匹。
これを見に見える出来事のみで捉えたら全然割に合わない成果になりますが、こんなに楽しめたって考えると、たとえ釣れなくたって「あ~面白かった」となります。

ついつい目に見える結果だけに意識が行きがちですが、今回の釣りを「楽しかった」と思えた自分によく出来ました!と言ってあげたいです(笑)


もう一つは、最近のことで海辺に遊びに行った話です。
本当は村上市笹川流れまで行ってみたかったのですが、娘’sがブーブーいうので岩船辺りで折り合いをつけました。
ここらは海辺が砂浜ではなく、砂利っぽくなっていてちょっと涼しげ(暑いのには変わりません)で貝殻もちょっと違うのがあるかなぁという期待を込めて行ってみました。
案の定、人も少なめで楽しく遊べたのですが、特に突堤が面白いなと感じました。
写真を撮るのを忘れてしまったのですが、海に向かって垂直に伸びた堤防で釣りスポットになります。私が行ったところは浅瀬なので突堤の隙間にいるカニを取ったり、そこから海へ飛び込んだりして遊べました。
私は基本アウトドアは好きじゃないので、「カニなんて中々いないでしょ?」って気持ちだったのですが、妻はそういうのが好きなんですよね。当たり前のようにカニを見つけて取ります。子ども達ももちろん見つけます。
面白いもので、私も一匹見つけると次々に見つけられました。コツを掴んだのかも知れませんが、「見つかる」「いる」と思って探すから見つけられるのかなとも思いました。

また、この石の斜面は中々スリリングでした。水の濡れ具合や、苔の有無を確認しながら実際に足を乗せて滑り具合を確かめます。この場所は殆ど滑る箇所はありませんでしたが、ただの遊びの中で全身を使ってめちゃめちゃ頭も使っているんだなぁという発見がありました。
せっかくの遊びをこうやって分析する自分に笑えてしまいますが、
「遊びにねらいをつけると学びになる」と教えてくれた先輩のことを思い出しました。

人生は100年の夏休み
どれだけ遊び感覚で楽しめるかですね。

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2.時事ネタ

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8月6日は広島原爆投下。9日は長崎。15日は終戦記念日でした。メディアを始め、各々が戦争と平和について考えたと思います。
毎年、平和学習として本や映画等を紹介してもらいますが小学生の娘’sが家に持ってきたのは日本国憲法の本でした。
私は教員の頃、授業で憲法を扱うことにあまり積極的ではありませんでした。なぜなら、偏った知識を植え付ける事が怖かったからです。例えば第9条の平和主義。解釈や賛否が別れていて授業としてはとても面白い所です。しかし、その中できちんと教科書に記載してある内容に留めた理解と現在の国の解釈を押さえ、自分の主観で政治的な誘導をしないように気をつけなければいけません。
憲法にも、公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではないこと。
教育基本法にも、学校は政治的教育や特定の政党の支持や不支持を教えてはいけないこと。
といった旨の記載があります。
「学校では本当の事は教えてもらえない」と言われる理由の一つとして、正しいことは一つとは限らないからこそ、全てを提示できないなら一を提示すべきではないという正義があります。
一を教えることによって、その他多くの選択肢や広い視野を奪ってしまう危険性が発生するからです。だったら初めから深入りしない、教えないという結論に至るのは、ある意味先生方の立派な正義感なのかも知れません。

これは、学校や現在の社会システムを全否定している訳ではありません。学校教育のみに全てを任せることは本来無理があるのです。
だからこそ、親の学歴や経済力によって学校外での教育力に差が出きて、格差が問題となっている現状は少なからず存在します。

実際に現在の主流は、第三者の力を借りて色々な習い事をさせて、お子さんの能力や視野を広げてあげるご家庭が多いです。これは、間違っていません。色々な刺激や経験を与えた方がいいに決まってますから。

でも、やっぱり一番重要なのは身近な保護者とのやり取りです。
同じ高級弁当を食べるにしても、味や見た目、作り手の手間暇や思いが分かる人と分からない人とでは受け取る体験に大きな差があります。
ですから、習い事や学校、日常の出来事をお子さんがどう消化吸収していくかは、その子の物事を捉える能力によって異なってきます。そしてそれは、保護者の助言によって随分補われていきます。

憲法の話をするつもりが全然違った内容になってしまいました。長くなるので続きは次回に・・・。

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3.私の実験

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上記二つが長くなってしまったので、簡単に書きますが、最近は「気持ちの良い目覚め」について考えています。

睡眠時間然り、寝る前の行動然り、色々試しているのですが、まず私が知る範囲での一般的な良質な健康と睡眠についてを挙げてみます。

寝る前の行動について

寝る前には食べない。風呂に入って体温を上げた後、体温の低下と共に眠気が来る。

脳に刺激の強いことをしない。睡眠は記憶の定着時間なので勉強後に寝るのは効果大。

睡眠中は唾液が止まって口内衛生が悪くなるので歯磨きをしておく。

睡眠中について

明かりが付いていると寝ながらも明かりに反応している。

90分サイクルで深い睡眠と浅い睡眠になる。特に最初の90分は一番眠りが深い。

22時~2時くらいに成長ホルモン?が良く出る。

子どもは10時間、大人は8時間くらい寝るのが良い。

苦しくない恰好をする。綿や麻の服が良い。

起きるとき

朝日を浴びる。早起きは色々良いことが多い。

口を濯いで歯磨きをする。白湯を飲んで体を温める。

等々・・・。



様々な意見があり、共通することと意見が違うことがありますが、例えば武井壮さんは、睡眠時間がとても少なく、夜中でもトレーニングをしていると聞いたことがあります。

「自分の体は自分だけの体だから、色々な情報を取り入れながらも自分でベストを探していく必要がある」といったコメントを聞いた時に、とても共感しました。傍から見れば武井さんは理にかなっていないトレーニングと休養の方法ですが、おそらくちゃんと実験を繰り返した中での現在のスタンスです。だったら私も!ということでできる範囲で試しています。



今の所の途中経過では

満腹状態の方がすぐに眠れるが、朝起きた時の胃腸が重たくなりエンジンがかかるまでにかなり時間がかかる。

10秒笑顔をつくって眠るといいと聞いてやっているが、まだよく分からない。

気付かないうちに強く奥歯を噛み締めているので(比較的エラが張っている人はそうらしい)わざと口を開けて脱力を意識しながら寝ている。

二度寝するときは、良い感じで思考も力も抜けているので、目指す未来になっている状態を想像しながら二度寝する。

いつもと違う時間に目が覚めた時は何かの知らせだと思ってとりあえず一回起きてみる(これはなかなか出来ていません)

できるだけいい声で「おはよう」と言う。

6時間睡眠が3日続くと体が攣りやすくなるので仮眠や睡眠dayをつくる。



このテーマは、一生の研究課題ですね。

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4.近況

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ドキュメンタリー映画沖縄戦」を観てきました。憲法の話と合わせて感想などを書いていく予定でしたが、全然違う方向になってしまったので合わせて次回に書いていこうと思います。

映画館に行くのは何年ぶりかで、私は映画をあまり見ません。お金もかかるし時間もとられるので後でDVDなどで見れればいいかなと思ってしまいます。また、2時間で完成させる作品よりも、ドラマのような長編の方が面白いという歪んだものさしを持っています。ですが、最近になって映画とドラマは別物だと教えてもらいました。テレビでは流せないからこそ映画という形で発信している作品もあることや、短い2時間の中で一秒も無駄にできないからこそ、ほんの一瞬のこのシーンに込められた意味を考えることも映画の面白さなのかなと考えるようになりました。

今回の「沖縄戦」は自分では絶対に見ていません。しかも割引なしの1800円で観たことによって得た気づきがありました。人は時間とお金を払った分、もとを取ろうとして体験自体の価値を自ら高めます。ですから、お金の節約はとても大事ですが、意外と無料でやっていることはコスパが悪い時が往々にしてあります。この映画の感想を次回にがっつり書こうと思っていることが既に成果だったと思います。Amazonプライムなど、家でもスマホでも観れる映画は結構あるので、よかったら活用してみてください。YouTubeで10分くらいの映画紹介動画もあるのでそれを見るだけでも面白いです。

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5.お知らせ、その他

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試行錯誤中なので、アドバイスやご意見沢山お待ちしています。

おススメのイベントや企画などありましたら是非教えてください。



主に男子中高生を対象とした複数人で楽しめるようなものを探しています。

eスポーツや知的アプリ、カードゲームなど、コミュニケーションづくりや交流のきっかけになり、面白いものがあればご紹介お願いします。


今日も心を込めて☆