ココ楽ブログ~見方と在り方と成功について考え、面白さで包んでみた~

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マガジン第4号(2020.8.30)「難しい問いに真剣に考えてみる」

マガジン第4号(2020.8.30)「難しい問いに真剣に考えてみる」



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目次

はじめに

1.今週の気づき「教育のダブルスタンダード?」

2.時事ネタ「生理は個性?」

3.日常が実験「SNS上のあいさつ」

4.近況

5.お知らせ・その他


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はじめに

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こんにちは。私が毎月発行している教室だよりのコラムをメルマガ化する

と宣言しましたので、実際にやってみようと思います。知識や言葉、思考は共有物です。私もたくさんの方々の影響を受けています。引用転用、シェアやご意見など遠慮なくどうぞ!!

note会員でなくても「スキ」が押せるそうです。

励みになるのでポチっとしてみてください。

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今週の気づき

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その子には「テストの結果には出ていない良いところが沢山ありますよね。」
「ありがとうございます。でも、そうは言っても進学などではテストの結果や点数で見られますよね。」
といった会話を以前したことがずっと心に残っています。
今や誰もが「目に見える点数以外の価値」の大事さに気づいています。
例えば、企業の採用や大学入試など、上から順に数字に関係ない採用の仕方が多くなってきています。教育改革により、大学入試では要録(活動報告書)や志望理由書の記入欄が大幅に増えたり、面接内容が複雑化したりしており、「昨年の合格基準は当てにならない」という話が業界で呼びかけられています。
しかし、一方で判断基準を数値化する世の中も否定はできません。
では、どうしたらいいか?
この矛盾を夏休み中ずっと考えていました。

現時点での私の答えは
「両方あることを正直に伝える」です。
中には、数字じゃない視点のみで生きていく生き方もあります。
推薦入試で進学したり、専門学校で技能を身につけてコネや紹介で働いたり、筆記試験のない進路を選び続けたり、情熱を伝え続けることで道をこじ開けたりする方法です。全然ありだと思います。

以前の職場でこんな話がありました。
「私は中卒なんです。今まで沢山バカにされて…」とおっしゃる新人さんがいて、先輩が言った言葉は
「良かったね、バカにする会社に雇われなくて。おかげであなたをちゃんと見てくれる会社に今入れているのだから。」
私は本当にその通りだと思いました。ちゃんと自分に合う世界、場所は用意されています。だから、頑張るもよし!いい意味で諦めるもよし!です。
比べるのは昨日の自分!!


前者の話も一理あるとして、後者の方
「それでも勉強はした方が良い」という立場のお話もします。
学校はなんだかんだ勉強するところなので、その勉強が分かる方が楽しいに決まっている。その勉強ができる方がいいに決まっている。
これが一番なのではないでしょうか。

別に学校教育を否定したいわけではありませんが、ちょっと考えてみてください。
今、あなたが思っている勉強が大事という熱量と子どもの熱量は同じでしょうか。
おそらく、大人の方が危機感を感じている場合が多いと思います。
大人は自分の経験上「子どものうちにやっておけば…」という思いから、自分よりお子さんが幸せになって欲しい思いから勉強をしてもらいたいんですよね。
だったら、子どもに自分の失敗談や考えを精一杯伝えましょう。

「なぜ勉強するのか」という目的がはっきりしている方が、絶対に勉強への熱量も上がりますよね。「将来なりたい仕事につくため」
「先生に怒られたくないから」
「新しいことを覚えるのが楽しいから」
「大人になって我慢が大切だから」
「やらない自分が嫌だから」・・・
一人一人目的が違っても良いと思いますが、どんな目的を持たせるかは一緒に考える大人の助言や誘導にも大きく影響します。
ですから、まずは私たちが一生懸命「なぜ」に向き合ってみませんか。そして「私はこう思うけれど、あなたはどう?」と聞いてあげるのはどうでしょうか。

一度で深い話が出来なくても、繰り返すうちにきっと、毎日の過ごし方が変わってくると思います。

 


さて、ここまで書いたところで、私はどっちの立場か?自分の子どもになんて言うのか?
といった見解について真剣に書いていきます。
もちろん、両方大切なのは当然ですが、どちらかと言えば私は前者の数値化しない派です。
しかし、私は何も言いません。

(すっごい偉そうなこと言ってますが、皆さん引いていませんか。どう思われているかすごく怖いですが照れ隠しはこの辺にして最後まで書き切ります)

人っていくら言われても、実際に体験したり、失敗したりして、本当に必要だと思わない限り心の底まで入らないですよね?
だから、「あ~失敗する~」って思いながらぐっと我慢して安全に失敗させてあげられるように見守る。
そして「助けて」と求められた時に全力でサポートする。


こんな感じで、とにかく何をやっても、どんな状態でも「いいよ」「大丈夫」「味方だよ」と認めてあげられる人で在りたいと思っています。
事前に「教えて」「なぜ」と言われたら一緒に考える。
子どもは大人が思う範疇を超えていくもの、自分を超えていくものだと信じて、できるだけ大人が固定観念や枠を作らないように心がけています。

 

ここでちょっと興味深いワークを取り上げます。自分自身を例に挙げてみましょう。
ではまず、昔のやり直したい負の出来事を思い出してみてください。
見栄を張って失敗した過去。
相手を傷つけてしまったあの行動。
何でこんな目に合わなければならないの?という悔しさ。
病気や怪我...。

 

その時の気持ちを思い出してみましょう。
季節はいつでしたか?
あなたはどんな場所にいますか?
そこでの当時の頭の中にはどんな言葉が浮かんでいましたか?
一旦、読み留まって考えてみてください。

 

次に
当時の自分を思い出したら、その自分に優しく声をかけてあげてください。
なんて言葉をかけますか?

 

 

 

 

 

 

「そんなに頑張らなくていいんだよ」
「もっと人を頼っていいんだよ」
「事前によーく考えてみよう」

こんな感じの言葉をかけたのではないでしょうか。

実は、まさにこれ!これこそ、過去の自分を無意識に否定していることなんです。
良かれと思ってする助言の背景には
「もっとこうすれば」=「あの時はダメだった」
という現状否定が含まれています。

ですから、基本的にアドバイスには「あなたの今はよろしくない」という否定が含まれやすいことを押さえておく必要があります。

その人を思う「愛」から生まれる行動なので、必ずしも間違いとは言いきれませんが、何も言わない、ただひたすら現状を認めることも一つの「愛」の形です。

ちょっと視点を変えて、過去の自分にも、未熟に見えるお子さんにも、人生の後輩にも
「よく頑張っているね」
「いいんだよ」
「辛かったね」
「ありがとう」
と言ってみましょう。

過去のあの経験から得たものは必ずあるはずです。そして、今からでも

過去を振り返ってその出来事の意味や解釈を変えることだってできます。


ちょっと違った視点からアプローチしていくと、自分に変化が起こりそうでワクワクしてきませんか。

 

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時事ネタ

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花王・ロリエ
“kosei-ful”プロジェクト

女性の生理についての理解を広めた発信が炎上しました。
生理は個性で本当にいいの??

公式サイトはこちら

整理のため休む女性に対して「大変だね」「お大事に」

と声を掛け合う中でも、内心では

「いいなぁ女性は定期的に休めて」

「私は我慢して頑張っているのに・・・」

なんて思うことがありませんか。そんな社会を変えていきたい!という理念から発足したプロジェクトだと思われます。

生理の誤解や偏見を改善していきたい。女性が生きやすい世の中にしていきたい。

とても素晴らしい発信です。ですが、炎上した理由については

「生理を個性と言っていいのか」という点でした。

本当に生理痛が酷い場合には、きちんと医療機関に診てもらい治療をしないと大事に至る場合があります。

実際に、生理痛でなんらかの受診や投薬によって処置をしている人より、何もしていない人の方が多い。といったデータもあるそうです。

生理についての理解と配慮を広めると同時に、医学的な視点への理解も広めていければ尚いいですね。

今回のプロジェクトには、そういった医療機関の専門家が関わっていなかったらしいです。これは、改善点でした。

しかし、一方でこのプロジェクト企画者のロリエさんは、生理用品のメーカーです。経営理念として女性を豊かにする思いがあるのと同時に、企業の利益も考えていきます。

そうなると、私は専門知識が乏しいので深くは書けませんが、生理そのものの改善よりも、生理のケアに視点が置かれることも仕方がないのかもしれません。

 

私も健康について調べたりすることがあり、その中で知ったことの中には

薬ではない改善方法で、痛みもイライラもなく過ごすことができている方々もいるそうですし、ストレス然り、色々な要素が関連しているとも伺いました。もちろん、体の器官の異常による場合は医療機関に行く必要がありますし、

そう考えるとこの件はとても難しい課題です。

これが世の中に対するいいきっかけになるといいですね。

 

また、私がこの件に関連して浮かんだことは

「障害は個性か」という賛否です。

反対意見を恐れずに述べさせて頂きますが、

「障害を個性と決めつけて改善、治療を諦めているケースが多い」

という話を伺ったことがあります。

乳幼児の段階で気づき、なんらかのアプローチを施すことで改善されること。

逆に、初期の段階で障害に気づいたことで「この子は今後成長しない」と決めつけてしまうこと。

このような課題に一生懸命立ち向かって(というより目の前の子どもに精一杯向き合って)勉強と実践、研究をしている方もいます。

 

いわゆる「普通」の人に比べてハンディキャップのある方に対する理解と配慮に加えて、ハンディキャップそのものへの理解に努めること。

この二つのアプローチの両方とも大切です。

まずは、知ることから。そして、少しでも関心をもっていきたいですね。

個性、障害、個人差、共存、比較・・・

めちゃめちゃ難しい問いです。

 

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日常が実験

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投稿の長さの配分がうまくできていません。

今回はお休みします。

「これ試して欲しい」もあったらコメントお願いします。参考にさせて頂きます。

 

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近況

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学校の夏季休暇が終わりましたね。新潟市ではオンライン授業対策について学校研修が行われたという新聞報道がありました。色々な課題がありますが、オンライン化やデジタルコンテンツの導入、ICT機器に触れる年齢の低学年化がどんどん進んでいます。

 

私の知っている範囲では。例えば対面サポートではなく、オンラインコースが次々と導入されています。

通信制高校単位制高校制へのサポートコースにオンラインが追加。

家庭教師や塾もリモート化。

PCを使ってできる仕事はオンラインで業務委託

オンライン秘書なんて仕事もあるそうです。

子どものワーキングメモリーを鍛えるオンラインコンテンツ。

英会話レッスンは元々ありますね。

ゲームの家庭教師も需要があるそうで・・・。

 

私もこの半年くらいで、新潟以外の方との繋がりが増えてきました。県外の中高生と進路について話をしたり、今までは首都圏へ行かなければならなかった講演に参加できて、そこでまた繋がる方ができたり。

そうなってくると、Facebookでの友達が増えたり、SNS上で今までと違った投稿を読むようになりました。

色々勝手に目に入ってくるし、自分もどう見られているのか考えたりして、正直SNSに振り回されている感が出ていて悩んでいる中、ある方に言われたのが

「挨拶していますか。」でした。

あいさつなどの些細なやりとりの延長線上で、仲良くなったり、ふと声をかけられたり、こちらから声をかけたりと発展していきます。

オフラインでの挨拶はもちろんですが、オンライン上だと特に相手の顔が実際に見れないので小さな反応一つ一つが疎かになりがちで、自分のことしか考えていない時も在りがちです。

ほんの些細なことなんですけど、ちょっと変えるだけで結果がずいぶん変わってくるんですよね~。

すみません。全然具体的じゃないので面白味のかけらもなくて。。。

 

目の前のことを丁寧にやるとどうなるか?それは当然時間をかけることになります。そして、こんな感じで私の環境も変化してきたので、夕方や夜、土日などでも普通に仕事?をしています。仕事なのかプライベートなのかもよく分からなくなってきました。受け身だったり労働という気持ちだったりすると絶対にやっていられません。

そうなると、24時間のうちに何を削るか?を考えるようになります。この日の睡眠時間を削った分をここで補って、あの仕事は来週の月曜日で終わらせておかないと時間が取れなくなるから・・・

そしてここで空けた時間に新しい予定を入れよう。って具合にパズルのピースをはめていく感じです。この仕事で疲れたから気分転換にこっちをやろうみたいなことも起こります。

まさに今、倫理の教科書に一旦区切りをつけて、23:59までにこの記事を挙げようとしています。何と戦っているのかと思うときもありますが、外に向かって宣言したことで、なんとか一か月続けることができました。

貴重な時間を割いて、読んでくださっている方には本当に感謝しています。この投稿を通じて、間違いなく自信が学ばせてもらっています。

という言い訳で、4週目にしてすでに投稿がギリギリになってしまいました。

みなさん、お疲れ様です。来週もいい経験を積んでいきましょう。

 

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お知らせ、その他

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 私が学ばせて頂いているものの一つ『人間力大學』が9月より完全オンライン化します。1本90分5000円の講演が月4本と過去の講演が見放題で月額5390円が通常会員です。私は一応個人事業主なので、この度、法人会員として5名分の受講枠を購入しました。よって先着で4名の方に受講枠をお渡しします。一緒に(とは言いつつもお互いに自分のペースで)学んでいきませんか??

興味のある方はご連絡ください。当日参加できなくてもアーカイブ視聴有りです。YOUTUBEで「人間力大學」と検索すると過去動画の一部が出てきます。ご参考にどうぞ。

 

8月27日に行われた「にいがた100人かいぎ」はとても面白かったです。オンラインとオフラインのハイブリット企画もそうですが、新潟を盛り上げようとする元気な大人の姿に感銘を受けました。また、機会をつくってお話したいと思います。次回は9月20日だそうです。