キミが勉強する理由
こんにちは。
ブログの更新に少し間が空きました。
ちょっと前は絶好調だったはずが、今は絶不調です。。。
頭痛がひどくて、気候も寒くなってきて、なんにもしたくありません。
でも、本を読んだり、学ぶことはしたい!
頭を休めずにどうやって頭痛が治るんじゃい!!って話ですよね~
しょうがないじゃないか! 私だもの!!
というわけで、今話題のキングコング西野亮廣さんの『革命のファンファーレ』は有名ですので、そこで紹介されている藤原和博さん(野球の方ではありません)の著書の中から
『キミが勉強する理由』
についての話を書きたいと思います。
この方は、東大卒、元リクルート、東京都で義務教育初の民間校長を務め、その後数々のご活躍をされている方だそうです。
橋下大阪府知事が府特別顧問をお願いしたり、
堀江貴文さんとコラボしたりと教育業界では有名人みたいです。
(経歴が簡略ですみません)
さて、この本は
「でんせつのゆうしゃ」(目標達成者)になるために
ひたすら遊んで「遊びの王者」になり、2つの「最強そうび」を手に入れ
遊びの王者の強みとそうびを使って「勉強の王者」になり
装備と主人公のレベルアップをして
「でんせつのゆうしゃ」になる方法が書かれています。
ふりがなが振ってあるので、小学校高学年から高校生くらい向けに(もちろん大人にも伝えています)書かれてある感じなので、とても読みやすかったです。
1時間もあれば読み切られる手軽な本でしたが、内容はとても面白い。
遊ぶことで得られる2つの「最強そうび」とは
集中力とバランス感覚です。
あっという間に時間が過ぎるような集中力。
もうひとつのバランス感覚は
自分と周りとの関係をじょうずにむすぶことのできるチカラ
と述べられています。
例えば
ガソリンの価格が上がったら、「運転手さんは困るだろうな」と想像したり
遊びの範囲でどこまでやればケガをしないかを掴んだり
みんなで楽しく遊ぶにはどうしたらいいかを考えるチカラ
だったりします。
そして、その最強そうびを磨いていくと
これから訪れる変化する世の中をわたっていく究極のチカラ
つなげるチカラが身につきます。
本の例えでは、
プールに落とすひとつひとつのビーズは沈んでしまい探す(思いだす)のが大変ですが、
糸でつなげてピッと引っ張れば浮いてきて取り出せます。
一昔前はとりだすチカラが重要視されていましたが、
今の時代は変化に対応したり、自分で創造していくことが重要視されます。
だから、自分で色々な形にビーズをつなげるチカラが必要なのです。
そこで登場してくるのが勉強です。
どの国でも大体1万時間の義務教育があり、主人公のレベルに沿って少しずつ難易度が設定されています。
この勉強を、集中力とバランス感覚の最強そうびを使ってこなしていくんですね。
本の中では当たり前だからなのか、あまり触れていませんでしたが、
「遊びの王者」
↓
遊び感覚で勉強に取り組む
↓
「勉強の王者」
という感覚だと思います。
現に方法として
・先生の「キャラ」をつかめ
・授業で誰があてられそうか予想しよう
・次の授業に「ヤマ」をはろう
・オリジナルの「テスト攻略本」をつくろう
と、かなり楽しく勉強対策を紹介しています。
単に、話を聞くだけでなく
相手の気持ちを考えたり、次の予想を立てたりして聞いていれば
「つなげるチカラ」は身についてきますね。
「ヤマ」をはるには、失敗しないとヤマの的中率は上がらないので、
どんどん失敗して自分の「カン」を鍛えよう
とも述べられています。
世の中は「遊び」
私みたいに真面目な人は
ゲーム感覚くらいが楽しめてちょうどいいのかもしれませんね(笑)
では、今日も心を込めて☆