とある高校生の素敵な言葉
こんにちは。
これは、廃部寸前の部活の女の子の言葉です。
3年生たちが「やりたい」と言って
1年前に立ち上げたダンス部
ダンス部があるんだ
と思ってひょっこり入った2年生の女の子
月日は流れ
やりたい曲を楽しく踊って
何らかの縁で
慰問やボランティアをするようになって
小さなイベントでステージに立って
3年生たちは引退しました。
残った2年生は二人。
今日はそのうちの一人もお休みでした。
「これからどうしたい?」
顧問の先生は聞きました。
「・・・わがままを言っていいなら、踊りたいです。」
この言葉を聞いた顧問の先生は
心の中で「よし、続けよう」
と思いました。
生徒の人数も限られている学校。
たくさんの部活を作るほど人数もお金もありません。
だからこの女の子は、
踊りたい子がいないなら無理に誘っちゃ悪いかな
他の部に力を注いだ方が皆のためになるのかな
と思いながら、あの言葉を選んだのだと思います。
だから、廃部にしませんでした。
他の先生方に協力してもらい
もう一度生徒に声を掛け合いました。
例え小さな部だとしても
そこにダンス部は存在していたから
その子の思いや人柄はちゃんと伝わっていたから
始めは何とも思っていなかった子も
ダンスなんてと思っていた男の子も
少しづつ集まって来るようになりました。
本当に来た人が皆入部するか
今後この部活がどうなるか
それは分かりません。
でも、
あのとき女の子が
言葉を発したから
今があるのだと思います。
今日も心を込めて☆