ココ楽ブログ~見方と在り方と成功について考え、面白さで包んでみた~

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宿題をきちんとやらない子でも見守るの?任せると助言のバランスは?

「宿題をきちんとやらない子でも見守るの?」

~任せると助言のバランスは? そもそも宿題の目的は?~

 

前回好評だった(と勝手に言ってます)塾のお便りのコラムのシェアです

 

「あ~だこ~だ言いたくないけど、そのままにしておくといつまでたってもたどり着けない。」

だからやっぱり助言や誘導をしてしまう。という葛藤は特にお子さんが小さい頃には多いと思います。

 

今回はこんな悩みについて考えていきます。

 

結論から言いますと、「正解はない」=「すべて正解」です。(毎回同じ答えですね)

目指すゴールに向かって声をかけることも〇、じっと見守るもの〇。

 

なので、強いて言うなら「目的とやっていることが一致していれば〇」です。

と考えればもう少し深掘りできそうです。

 

 

例えば、この教室の学習では「楽しく学ぶ」を目的にしているので、

やりきれなくても〇、嫌ならやめても〇、間違っていても〇としています。

間違いを直したくなければ無理にやりません。

(大抵は直して賢くなりたいとなりますが…)

嫌がるようなら正解はヒントを見せちゃいます。

 

そこで「なるほど」と興味をもってくれたらラッキー。ダメならとりあえず知識は入れたと自分に納得させて負けを認めます。

(どこかでまた間違えたときに覚えることになるだけ)

 

嫌になられるのが一番ダメなので、「この人だったらやってやるか」となるまで頑張ります。

(自分の子には無理です笑)

 

 

では、目的を「プリントを終わらせて理解もする」にした場合を考えてみます。

これが超難題です。

 

制限時間があり、周りの環境の誘惑があり、本人のやる気があり、問題がレベルに合っているか…等々

たくさんの要素が絡んでいるので、簡単に力技でできるものではありません。

 

 大体学年×10分が勉強時間の目安と言われているので仮にそれを採用すると、

①その時間内に終わらせることを考えます。

Aさんなら普通にやればOK、プリントが合ってないBさんは半分まででOK(または答えをみる等)

 

②そして理解しているかは、すでに本人なりの妥協点ができているのでそこも配慮が必要です。

理屈まで全部分かって分かったと言う子。

7割あっていれば分かったという子。

問題を埋めることを分かった(できた)という子。

それも理解したうえでこちらがどこまでの分かったを求めるか。

 

そうなると、

例えば「答えを全部写していいからこの一問だけは一緒にやろう」というやり方も〇ですし、

すべて埋めるだけ埋めて「思い出し・反復」作業をしたという成果でOKとするのも〇です。

 

 

私達大人もありますよね。

理屈は分からないけど使っているスマホ

とりあえずやりきった仕事。

上司に求められていることを分かった上での、自分の中でのもう一つ別の及第点を持ち…。

 

同じ宿題を皆が同じようにやりきることに一つの規律が発生しますが、

学校の先生と本人と保護者とで共通理解がとれていれば、宿題のやり方は一人一人違っていいと思います。

実際はそこまで細かくやりきれないのが現状ですね。

 

 

また、これは

「勉強はできた方が良い」

「与えられた宿題や課題はやるもの」

という前提があって成り立つことで、

 

「勉強ができなくても…」

「皆と同じ課題がこなせなくても…」

という集団になってしまうと秩序が保てなくなるので

「ちょっとくらい…」を認めることは大人の悩み所ですね。

(宿題は 理解を補うもの<責務を果たす役割 みたいな意味もありますから)

 

 

私の先輩の言葉ですが

「遊びに目的があると学習になる」というように、

意味のないことは一つもないので、親がやりたいようにやればいい!!

(全部愛情)

それをどの程度取り込むかは本人次第。

 

私は第三者的立場を利用して皆さんの希望を叶えるお手伝いができれば嬉しいです。

 

 

より良いものを目指すのは大切ですが、

それによって自分の子育てに自信をなくしたり、

いつもモヤモヤ、イライラしたりすることはお互いにとっていいことないので、

気持ちを楽にしてもらいたいです。

(書きながら自分に言い聞かせています。) 

 

 

今日も心を込めて☆