嘘は悪いことなのか
こんにちは。
何気ないやりとりのなかで
「○○さんとこんな話をしたよ。」
「本当?○○さんって嘘つくことがあるから気をつけなよ。」
なんて会話をしたことはないでしょうか?
または、
「この人本当のことを言ってるのか分からない。」
と思った経験はないでしょうか。
さらには
「つい思ってもみない言葉が出てしまった。」
というのは、誰にでもあると思います。
* 人は嘘をつきます。
小さい子が嘘をつけるようになったら、
「賢くなったんだな」と思い、相手に合わせてあげましょう。といった子育てアドバイスもあります。
嘘は相手を困らせたり、騙してやろうと悪意を持ってつくことより、自分を守ったり、相手のことを考えてつくことの方が多いと思いませんか。
** 嘘はその人の逃げ道です。
ですから、何でもかんでも正すことが良いとは限りません。
嘘をつかざるを得ない状況に相手を追い込んでしまっている私がいるのかもしれません。
また、子どもやメンタルが不安定な人の場合、
その時は本当にやろうと思って約束したのだけれど、見通しが甘かったり、気力がなくなってしまい、結果として嘘をついたことになってしまうケースもよくあります。
嘘をつかれると、「人を信じられない。」「こっちばかりが正直になってもバカみたい。」というような気持ちになり、益々関係は悪化してきます。
しかし、それでもいいんじゃないでしょうか。
<u>嘘は脳の防衛機能</u>ですから、全くなくすことはできません。
だったら私は、相手に嘘をつかれてるかもと疑うより、相手を信じて裏切られる方を選びたい。
嘘は逃げ道。誰もがつくものと思えば、相手の嘘を受け入れることができそうじゃないですか?
相手を信じ続ければ、必ず信じてもらえる。
嘘をついたことで、辻褄を合わせようと頑張ることもあるでしょう。
相手は騙せても、自分を騙すことはできないんだから、嘘はつく方が心が痛む。
嘘はつかれてもいい。
嘘はついてもいい。
嘘をついたときはその分だけ自分の行動に重さが加わります。
なので、積み重ね過ぎるとどんどん辛くなる。
けれども、嘘をついて自尊心を保つことが必要な時もある。
嘘は悪いものじゃない。
嘘をつくのは、良くしたいものがあるから。
嘘はサイン。心のよりどころ。
自分と他人の嘘の向こう側に目を向けると、ちょっと楽になるかもしれません。
この記事は再UPだったかな
あなたはその場面のどこを切り取る??
この子は自閉症の子ではない。24時間のうちの数分間に自閉症の症状が出る子だ。
なかなか衝撃的な言葉でした。
インパクトが強いので、子どもの勉強に例えますと
この子は、勉強の出来ない子ではない。
学校教育で習う算数の繰り上がりの引き算が今の時点で理解できてない子。
であって、
頭の悪い子でも、全ての算数がずっと分からないままの子でもないわけです。
しかし、先生にとっては都合の悪い子かも知れません。
親にとっては、周りから遅れをとっていて将来が心配な子とも言えます。
私たちが見ているのは、ほんの一部を切り取って
さらに
自分の視点で見ていることに過ぎません。
「先生、なんでうちの子は人より大変なのに、特別に見て頂けないのでしょうか。」
「先生、なんで一人のために全体が待ってあげなくちゃいけないんですか。」
う~ん、難しい。
で、実際の子どもたちはどう思っているのでしょう。
「〇〇ちゃんが授業中××で、授業が変更になって・・・」
「まぁ、授業が進まなくて大変ね~」
って会話が生まれたら
子どもには授業が妨害されているとインプットされます。
「今日僕が◎◎できなくて、みんなが色々してくれて・・・」
「あら、自分のことを後回しにしてまで皆が手伝ってくれるなんてよかったね」
この場合は
僕は皆から助けてもらえるから嬉しい、平気、大丈夫!
と捉えるか
僕はいつも皆に迷惑をかけてしまっている
と捉えるか
ん~
微妙な例えになってしまいました
「一番困っている子を何とかするのが助け合いちゃうん?」
「困っている人がいるのに自分たちだけ楽しくていいの?ってよく大人は怒るけど、この子を助けたり別室へ連れてくのは先生でしょ?俺らにどーしろっていうの?」
「ず~っと隣で先生が助けてくれる毎日が幸せなん?」
ちょっと私的な感情が入ってしまいました。。。
まぁ
それくらい、言葉って難しいし、
大きな力があるし
ものの捉え方によって全然意味が違ってくるし
人に(特に大人に)言われたことの影響は大きい
言葉って
怖い
でも
言葉って
魔法の力がある
最初に挙げた例えは悪い面をとらえた例えですが
いい面だけ切り取ることもできます。
周りからどんなにいたずら好きで評判の悪い子だったとしても
それを私が知らずに、その子が人に親切にしている場面をみたら
間違いなく私はその子を心の優しい子とインプットするでしょう。
私は
どれだけ前後の長い背景を考えて
どの断片を切り取って
世の中をみればいいのでしょう。
とは書いてみたけど
結局
目の前のイイことだけを取り出して
誰が何と言おうとも
「あなたは素敵」
というんだけどね♪
今日はゴールを決めずに手を動かしたらこんな着陸でした(笑)
今日も心を込めて☆
○○は未来からの宿題
知る人ぞ知る自己啓発系お笑いユニット
『グリーンズ』
のチャンネルで作家の喜多川泰さんの話をしていました。
辛いこと、上手くいかないことは未来の自分からの宿題
こうやって考えられると楽になれるかも知れませんね。
確かに、今思い返すと
上手くいかなかった嫌な思い出や
困難を乗り越えた思い出が
あるからこそ、今がある
っていうのを実感しますよね。
私が今思い出したのは・・・
子どもの頃から割とリーダー的立場に立つことが多かったのですが、
人前で話すときはめっちゃ緊張していました。
勝手に手足がガタガタ震えて
高校入試の面接なんて
知らない学校の生徒に
「おい、大丈夫か?保健室行った方がいいんじゃない?」
って言われるくらい震えが止まらず
この歳になっても
体を震わせながら話すことがあります。
だから、
手紙や日記をよく書きました。
メールが普及したときはめっちゃ楽しくて
私ゎイオンに行きた~ぃ=^_^=
(もう全然打てない・・・)
みたいな文字を打っていた時期もありました(笑)
大人になっても
文章で伝えたり、予め原稿を用意したり
正に
今このようにブログを書いたりしているのも
話すのが苦手
っていう所からきているプレゼントですね。
きつく怒られたことが心に残っていて、
それを「トラウマ」ってことにして
迫力のある人は無理!!と怯え続けることもできるけど
緊張する環境を拒める自分がいること
相手の気持ちを考えて機嫌をとるのが上手になったこと
前向きなことがらを
「宿題のおかげ」
ってとらえていく
そうすれば、
これから訪れる困難も
未来の自分からの宿題
って思えるようになるかも
そーいえば
学校の宿題が嫌すぎて
「早く大人になりたい」
ってよく言ってたな
「学校の先生を目指せば宿題やる意味出てくるじゃん」
って先生を目指したんだっけな
今日も心を込めて☆